これから、CADを使って3Dプリンター・レーザー加工機を使うことはもっと身近なものになっていくので、『作ってみたいな』、『触ってみたいな』と思った時は、会社帰りにでもちょっと寄ってもらいたいです。
システムエンジニア
44年生 / 圓丸哲朗
2017年05月31日 取材
今回は、システムエンジニア歴44年生の、圓丸哲朗さんにお話を伺いました。
どうしてもコンピューターをやりたくてシステムエンジニアにようやくなった。

高校の時にシステムエンジニアになろうと決めて、

大学2年の時に受けた授業が当時、出来たばかりのプログラミングの授業で、

今で言えば、やらないようなプログラムだけど・・・。

そういうのをしていて、やっぱり電子計算機は面白いと確信した。

 

大学卒業後はちょうどニクソンショックの影響で自分のやりたい仕事に就けなくて、1年間商社にいたのですが、

やっぱりどうしてもコンピューターをやりたくて、システムエンジニアになった。

 

当時はコンピューターと言わず、電子計算機って言っていた。

電子計算機が生まれたのは1950年代で、アメリカが戦争の時にミサイルの弾道や暗号を解くために造られて、

それがバーッと促進されて、商用に使われるようになってきた。

 

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丁度、道路や町が見えるように問題があるところが見えてきて、バグが解けるわけ。
そういうのがすごく楽しい!解けるまでは苦痛だけどね。(笑)

システムエンジニアとして当時、僕がやっていたのは、大型コンピューターといって、銀行とか、座席の予約システムとか・・・

そういうものに使われているコンピューターで、超大型コンピューターを使える人は限られていた。

自分の会社にそれと同じだけのサイズのものがないから、お客様のところに行って夜に仕事をする。

徹夜が多かった。休日、盆、正月出勤はあたりまえで働いていた。

 

昔はシステムエラーを解析するのに、紙の出力に0~7の数字がズラーッと並んでるだけ、

【ダンプ】って言って、メモリーを紙に全て吐き出している状態。

それが唯一のバグ(システムエラー)の証拠で赤と青の鉛筆と定規を持って、照らし合わせながら解析していくわけ。

高さ10センチ以上の紙の束をこなしていくんですが、その間にもバグが発生して、どんどん積まれていく。

得意先も気を遣って、かつ丼とってくれて、夜中になって、またかつ丼食べてみたいな・・・(笑)

すると、ある時、【ダンプが笑う】って言うんですが、何回も線を引いてやっていると何か見えてくる。

丁度、道路や町が見えるように問題があるところが見えてきて、バグが解けるわけ。

そういうのがすごく楽しい!解けるまでは苦痛だけどね。(笑)

 

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大きなフェアがあったら、デモンストレーション用のサンプルをつくったり、新製品を説明していく。 今でいうエバンゲリストというのかなぁ~

40代の時に東京本社に移って、商品企画のプロダクトマーケティングを担当するようになった。

マーケティングといっても広告・宣伝のマーティングではなくて、モノを売るためのセールスサポートエンジニアですね。

 

アメリカから来たコンピューターやソフトウェアを自分で勉強してマスターして、

大きなフェアがあったら、デモンストレーション用のサンプルをつくったり、新製品を説明していく。

今でいうエバンジェリストというのかなぁ~

 

あとは、カスタマーリレーションシップ(顧客管理)を担当して、B2Bのマーケティングを行い、顧客を開拓しました。

東京には12年いました。

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『僕はこれじゃない!僕はこれじゃない!』と心のどこかで常に思っていました。
どちらかというと僕は一人で集中したい性分なので。

若い頃はあまり人と話すのが好きじゃなかった。おたくのハシリみたいなもので(笑)

でも、プロダクトマーケティング部に移って、人前でしゃべらなきゃいけなくなって・・・

『僕はこれじゃない!僕はこれじゃない!』と心のどこかで常に思っていました。

どちらかというと僕は一人で集中したい性分なので。

 

その後、独立してコンサルティングをしたり、学校の先生をしたり、非常勤講師したり、

短期の仕事を重ねて、昨年の3月にひと段落したので、もともと好きだったモノ作りをはじめたわけ。

 

IT系の人は工業的知識があるし、マニュアルを読んで紐解いていくことができるけど、

文化系の人は逆で、最終のイメージははっきりしているんだけれども、アプローチをどう登ったらいいかわからない方が多いんです。

そのプロセスのお手伝いもできたらいいなと思います。

 

ここのLaboでは、1から全部自分で造ることができる。自分でなんでもできちゃうからおもしろい!

僕は鉄道模型が好きなので、型のない販売していない鉄道模型は、この3Dプリンターを使って自分で造ってしまうんです。

 

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自分がつくりたい夢があれば、いつでも来てください。
自分でどんどん使えるようになってください。

これから、CADを使って3Dプリンター・レーザー加工機を使うことは、もっともっと身近なものになっていくので、

『作ってみたいな』、『触ってみたいな』と思った時は、会社帰りにでもちょっと寄ってもらいたいです。

 

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こういう機械を扱う場所って、油くさい、工場くさい、って感じがして、入りづらいイメージがあると思うけど、そういうイメージを払拭したい!

その為に、神戸らしいレトロ感のあるこのビルで、最先端機器を使えるというギャップを、おしゃれに楽しんで頂きたいです。

 

アクセスもいいので、自分がつくりたい夢があれば、いつでも来てください。

そしてぜひ、自分でどんどん使えるようになってください。

 

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